【相続税】の計算方法を5分で解説!【相続の基本②】

相続税って、どんなふうに計算されるのかご存知ですか?

現金や不動産、保険など、さまざまな財産が対象となる中で、評価方法や控除の仕組みまで理解するのはなかなか大変です。
今回は、相続税の計算の流れをわかりやすくご紹介します。
財産の評価は現金・不動産・生命保険などすべて対象となり、それぞれに評価方法が異なります。
課税対象額からは、基礎控除や葬儀費用、借入金などの必要経費を差し引いて「課税価格」を算出します。

さらに、その課税価格を法定相続分で仮に分けたうえで税率を適用し、相続税の総額を求めていきます。
実際には各相続人が受け取った割合に応じて負担することになり、配偶者控除や未成年者控除などの各種税額控除も適用できます。

なお、申告と納税の期限は「相続開始を知った日の翌日から10ヶ月以内」です。
期限を過ぎると延滞税などが発生する可能性もあるため、早めの対応が重要です。
相続税の仕組みをしっかり理解して、トラブルのない相続を目指しましょう。